不動産買取業者の選び方・見極め方や注意点を解説

不動産買取業者の選び方 売却の基礎知識

不動産売却を検討する場合に一般の人に売却を目指す仲介と不動産業者に買い取ってもらう買取があります。そんな買取に関しても買い取ってもらう不動産業者はどんな不動産業者がいいのかというのは重要なポイントではあります。

おるすま内田
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買取は不動産業者と直接取引することも多いですので、悪徳業者に当たると誰も味方がいない中騙されやすくなる取引でもあります。

今回はそんな不動産の買取について買い取ってもらう不動産業者の選び方について紹介していきたいと思います

不動産売却を依頼する不動産業者の選び方はこちらで解説させていただいております。

不動産「買取」業者の選び方

不動産買取業者の選び方は?

不動産買取業者の選び方と言われてどんなことをイメージされますでしょうか。当然「いくらで買い取ってくれるのか」それしかないですよね。

やはり最も重要なのは買取価格です。それ以外ありません

買取価格の要素が9割

不動産売却を依頼する場合の査定価格は「この金額で売り出したらどうですかね?」くらいの金額提示であり、その物件を売却する依頼を受けるために金額を言っているに過ぎません。

ですが不動産買取業者の査定価格はその金額で買取をしますという買取価格になります。当然買取業者選びで一番大切になるのは「買取価格の高さ」ということになります

どんなに感じの悪くレスポンスの悪い担当者に当たったとしても買取価格が他より100万円高ければその買取業者を選ぶ人が多いと思います。そう言った意味では不動産買取業者選びというような作業はほとんどなく単純に一番得をする条件を出してくれたところに買い取ってもらうのが普通です。

買取に必要な費用・条件などもあるので単純な価格だけでなく総合的にどこが一番高いかはチェックが必要です

口コミやネガティブ情報も一応確認

買取価格以外にチェックしておいた方がいいことは口コミやネガティブ情報です。

不動産買取でも業者の対応によっては大きなトラブルになることがあります。主要なトラブルの要因は

  • 不用品回収やなんとか申請費用などの名目での追加費用請求
  • 先払い金だけもらって音信不通になる詐欺買取業者

というようなところが主な悪徳業者になるでしょうが、そう言った業者は行政処分を受けていたりネット上に口コミが書かれていたりするので、そういったネガティブ情報がないか確認しておくべきです。行政処分履歴などは国土交通省ネガティブ情報等検索サイトをみてみてください。

町の知っている不動産業者が意外と書いてあったりして面白いので一度検索してみてください。

後でも解説しますが、不動産業者に直接買取をしてもらう場合は、その買取の契約書などを売主の立場に立ってチェックする専門家が不在になるのは大きな懸念要素ではあります。多くの不動産買取業者は詐欺業者ではないということはありますが、直接買取の場合は書類や取引の流れなどはしっかりご自身で把握し、場合によっては録音などの証拠保全にまで気を配るべきです。

その他のチェック項目は・・・正直不要

その他のチェック項目はネット上によく書かれていますが、正直現役の不動産業者からすると

おるすま内田
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そんなこと見分けられるの?

と思うことばかりになります。例えば

  • 対応の早さ→各業務に対して普通がどれくらいの早さか知らない
  • 得意物件種別→各業者あるでしょうけどネット上で調べようない
  • 免許更新の回数→(1)にも優良業者いるし(10)にも詐欺師いる
  • 営業マンの感じの良さ→論外・初対面で営業マンの能力わかったら超人

とうような感じです。不動産売却を依頼する不動産業者選びの裏話でこの辺りは解説させていただいたところでもありますので、こちらもご参照ください。

これらは考えるだけ無駄だったり、わからなかったりすることばかりですので、とりあえず買取価格とネガティブ情報の洗い出しに力をいれ、取引中は任せきりにならずできるだけ自分で状況を把握できるように努めましょう。

詐欺師ほど感じいいので、営業マンの対応力とかを注意していくのは逆効果の時さえあります。お気をつけて。

不動産買取と仲介のお話

不動産買取業者の選び方は?

不動産買取業者選びという話で言うと、不動産業者に「直接」買い取ってもらうのか、それとも不動産業者に仲介してもらって買取業者を探して買い取ってもらうのかというところでも変わってきます

不動産業者の直接買取のメリット

不動産業者に直接買い取ってもらう時のメリットは直接ですので仲介手数料がかからないところです。その分売主としては費用負担が少なくなりますので、より提示してもらった価格に納得できる可能性も高くなると思います。

仲介手数料は高額ですので大きなメリットだと思います。

不動産業者の直接買取のデメリット

不動産業者の直接買取のデメリットは売主側の専門家が不在になるため、買取業者の都合の良い条件などで話が進みやすいというところになります。

直接買取ということは、不動産業者と素人の売主さんしかいないことになります。そうなると買取業者は自分が儲かるように自分の利益を優先させます。売主さんも自分の利益を主張することもできますが、やはりプロと素人でこの綱引きをするとプロの方が確実に有利です。

またこれを防ぐために複数の買取業者にあたって条件を比べるという方法もありますが、不動産買取業者を探すのも一般の方には限界があると思います。ネット広告を頑張っている買取業者に偏ってしまい、本当に高い買取価格を出してくれる不動産買取業者を逃す可能性も高いです。

正直買取業者は広告費をかけずに紹介でやっているところが高い買取価格を出せたりするので、ネット上で一般の方が探すのは困難な分野だったりします。

自分で買取業者と条件交渉をできたり、買取業者を探し回ったりすることができる方には直接買取業者を探していくのがベストですが、あまりそう言ったことが苦手な方は買取業者を探すのにも仲介の不動産業者を探した方がいいかもしれません。

業者買取でも仲介を入れる場合も多い

実際業者買取のお話でも不動産仲介業者が入っているケースが多いです。

不動産売却を検討する場合には一般の人に販売する「仲介」を基本に考える場合が多いです。スーモなどに掲載して問い合わせを待つという販売方法です。その中で早期に売却をしたい場合などは不動産業者に買取をしてもらうということですが、先ほども解説したようにこの買取業者探しすら一般の方には難しい場合が多いのが現実です。

そういった流れから買取業者探しも仲介業者を入れて探す場合も多くなっています。仲介業者に依頼すると、高い金額を出してくれる買取業者を選んで紹介してくれます。

もちろん仲介手数料がかかってしまいますが、効率よく買取業者が探せる方法ではあります。

仲介手数料はかかりますが、その分買取業者は紹介で仕事が貰えるわけで莫大な広告費をかけなくてよくなります。その分高い買取価格を提示してくれる可能性も上がり、売主にも回り回って得があるということも言えます。

まとめ:不動産買取業者の選び方

  • 買取業者選びは買取価格が9割
  • 詐欺業者に当たらないために口コミなどは最低限チェック
  • 買取業者探しに仲介業者を入れるのも一つの方法です。

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この記事を書いた人
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内田 隆一

株式会社おるすま代表取締役
不動産営業歴13年の経験と実績で不動産売却から購入までフルサポート。
奈良生まれにも関わらず、事務所を木津川市に構え、自身も木津川市在住の木津愛溢れる不動産エージェント。
皆さんの不動産売却を全力で応援します!

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