中古マンションを販売していてなかなか売れないということもあります。これは様々な理由がありますし、一つの理由だけではないのがほとんどです。
マンション販売が停滞してしまう理由はいろいろあります。
今回はそんな中古マンション売却において、売れない理由と言われているものと、その対策について紹介していきます。
売り出し方の問題で売れない
中古マンションがなかなか売れなくて困っている時に一番問題になりやすいところは「売り出し方の問題」です
①売出価格が高すぎる
中古マンションが売れない理由のほとんどが価格が高すぎるということです。
不動産の売却や購入で最も重要視されるのは価格です。どんな問題を抱えている物件であっても物凄く安ければ売れますし、逆に誰もが憧れる物件であっても高すぎる価格設定にすれば誰も買わないでしょう。
そのマンションの物件でその価格では買わないというような価格帯にしてしまうと売却活動が長期化します。
また単純に価格を上げてしまうとそれだけ検討してもらえる顧客の数が減ってしまいますので、
②同一マンションに競合物件がある
マンション売却がうまくいかない理由で考えられることでは「同一マンションに競合物件がある」ということもあります。
中古マンション売却はほぼ同じ条件の物件が競合として存在する可能性のある売却活動になるため、競合物件があればその分売れる確率が下がってしまいます。そのマンションで購入したいと思っている人が1名いても、物件がたくさんあれば自分の物件を買ってもらえるとは限りません。
また理由①の部分も関係してきますが、競合物件があると後は価格勝負の要素が大きくなります。競合物件が自分が出している価格より安かったりするとなかなか売れない状況に陥りやすいです。
③広告が適切でない
マンション売却がうまくいかないパターンとしては、あまりない話ですが「広告が弱い」ということもあり得ます。
特に最近ではインターネット広告はきっちりとした水準でする必要があります。スーモ・ホームズ・アットホームなどのポータルサイトに掲載されているかを確認しましょう。
さらに競合物件などの状況によってはより魅力的に映る掲載をする必要があります。広告の情報は「写真」の要素が強くなりますので、写真にこだわること。そしてポータルサイトの仕様によっては良く見られる枠を利用することで問い合わせ数を増やすことができる場合があります。
そう言った部分もきちんと不動産業者と話し合ってどこまでしてもらえるのか確認しておきましょう。
不動産業者の問題で売れない
次に中古マンションが売れない理由で有力になってくるのが不動産業者の問題で売れないというような状況です。
①売却活動を怠っている
中古マンションが売れない理由として考えられるのが、不動産業者が売却活動を怠っているということもあります。
やはり現場で売却活動をしている業者の動きによって売却の結果というのは大きく変わってきます。
- 単純に力量不足で売却活動が滞っている
- やる気がない
- 何らかの理由で意図的に手を抜いている
というようなことが考えられます。1つ目の力量不足は仕方ありませんので業者を変更しましょう。
2つ目のやる気がないというような場合は、原因があります。一般媒介契約を選択すると大手不動産業者はその物件販売のやる気が下がる傾向にありますのでそういったところを考え直してみましょう。
3つ目の何らかの理由で意図的に手を抜いている場合も理由を考えてみましょう。自社で安く買取したいためなどが考えられますので、そういった意図を考えてみると解決につながります。
②囲い込みをしている
中古マンションが売れない理由としては不動産業者が囲い込みをしているというケースがあります。
依頼した不動産業者が単独で売れるような物件なら問題ないのですが、一般的には多くの不動産業者がお客さんや集客方法を持ち寄ってその物件の購入者を探して初めて不動産売却は成功します。
不動産業者に囲い込みをされているかどうかは中々一般の方には判断がつかないかもしれませんが、他社の紹介のお客様が過剰に少ないと囲い込みを疑った方がいいかもしれません。
物件の問題で売れない
物件の問題で売れないというケースもあります。ですが根本的な問題がここにあるケースはあまりありません。価格を安くすれば問題のある物件も売れるものです。ですがやはりここにも原因がないか考えてみるべきです
①そもそも需要が低いマンションである
そもそも需要が低いエリアにあったり、何らかの理由で人気のないマンションであるという場合もあります。
マンションは利便性を求めて購入する場合も多く、駅や商業施設エリアまで徒歩15分以上かかるエリアになると需要も少なくなりがちです。
マンションに空室が目立っていたりするとそういったマンションである可能性もあるので注意が必要です。
②築年数が古い・管理費が高いなど
そういった立地の他にも築年数が古いというものや管理費や修繕積立金などが高いマンションなどは人気が下がってしまい売れない原因になります。
古いマンションはやはり需要が減りますので、そういった状態になる前に売却を検討しておくべきです。
売主の問題で売れない
ここからは気にすることもないかな?くらいの話ですが売主さんの対応によっても売れない原因がある場合があります。
①内覧対応や交渉対応が悪い
売主の対応が悪くて売れないというケースもありますので注意が必要です。
不動産取引はトラブルになると大きなダメージを負う可能性のあるものです。ですので買主や不動産業者も相手がどんな人かというところも注意をしてみています。
その物件を買うかどうかは、物件が気に入ってないと話は進まないものですが、気に入っていたとしても決断ができないケースも多くあります。内覧時や条件交渉の時の売主としての対応が最後の購入の決断を邪魔している場合もありますので注意が必要です。
②部屋が汚すぎる
売主としての対応が悪いというところに通ずる話ですが、単純に部屋が汚すぎてネガティブイメージを持たれて売れないという場合もあります。
これは購入する物件の状態を心配される場合もありますし、取引相手として大丈夫かどうかを心配される場合もあります。
まとめ:中古マンションが売れない理由
中古マンションが売れない理由は
- 中古マンションが売れない理由は価格が高すぎる
- マンション自体が不人気
- 不動産業者が微妙な売却活動をしている
- 売主がとびきり変な人
というようなことが考えられます。
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