【後悔？】不動産売却で売出価格を安くし過ぎた？あるある後悔

不動産売却をする場合に、売却が完了しても後悔するということも結構あります。それが売出価格を安くし過ぎたかもしれないという後悔です。

今回はそんな不動産売却において売出価格を安くし過ぎたという後悔について解説していきたいと思います。

【後悔】不動産売却で売出価格を安くし過ぎた？

正直に言うとこれはよくあります。

売出価格を決めていざ売り出してみるとお客さんからの問い合わせがたくさん来たり、たくさん来なくても１人来た人が購入まで至った場合などに売主さんが感じる後悔になります。

よくある後悔ではあります。

不動産売却においてこの後悔は意外とあります。

なぜなら不動産売却は売り出しが結構大事でして、「初登場」の時に売れるというケース一定の割合を超えます。基本的にすごい高い金額で売り出さないといけない場合を除いて、相場に沿った値段で価格を設定している限りは初登場で売れる傾向が高くなります。

それはやはりネット上の物件ページを閲覧する人数がそもそも多いからということが言えます。スーモやホームズ・アットホームなどのポータルサイト側の仕組みとしても、新たな物件を既存の家を探しているお客さんに勧めるように表示するアルゴリズムが存在していますし、何よりも「新着」や「初登場」などのタグがつき一覧上でも目を引きやすい広告がされるからです。

そんな初期段階で売れるというケースも出てくるので、「もしかして安く売り出し過ぎたのかも」というような後悔をするケースも出てくるわけです。

果たして安過ぎたのか問題

そうなってくると「安く売り出し過ぎたかも」という後悔は果たして事実なのかというところも疑問になります。結論それはやってないことですので、答えはわかりません。

少し高めで売り出した場合に、現実に購入に至ったお客様は問い合わせをすることなくその場では売れず、その方が別の物件を購入されるなどして機会損失をし、物件価格を値下げしても売れずにさらなる値下げをしないといけないという場合もありえます。

一括査定サイトを利用するとこの逆の後悔をする

こういった売出価格を安くし過ぎたというような後悔は「一括査定サイト」を利用した場合にあまり起こりえない現象になります。

なぜなら売出価格を各社競争してどんどん相場より高い金額を提案していくからです。こういう意味ではある意味一括査定サイトを利用すると「安過ぎて後悔」ということは避けられるかもしれません。

売却達成目標期間や価格変更の計画が重要です

そんな売出価格を安くし過ぎたのではないかというような後悔をしないためにはどのようにすればいいのでしょうか。

売却価格と売却期間は相反する

先ほどから言っているように、

• 売却価格と売却期間は相反するもの
• 基本未来のことなのでわからないもの

ということですので、どんなに考えても「わからないもの」ではあります。

ですが売却価格について安すぎるかも、相場かも、高すぎるかも、というような３パターンほど考えてみて、それぞれにコレくらいで売却を完了したいからという自分の要望と照らし合わせて計画を立てることが大事です。

この話に限った話ではありませんが、後悔の原因はちゃんと検討しなかったと自分で思っているからです。あの時こうしておけばということを思うことがあっても、きちんと検討した自信があれば後悔も軽減できます。そう言った意味では不動産営業マンのアドバイスを自分で咀嚼して自分なりの答えを出すのが後悔をなくす一歩になります

100%はわからないものという諦めも重要

しかしこのようなことを言ってしまうと、「ただでさえ不動産売却なんてわからないのに、計画なんて立てられない」と思う方もいらっしゃると思います。

あまりにも完璧な不動産売却に関する知識や論理武装、あまりにも完璧な売却計画を求めるのもよくありません。不動産営業マンだって「未来のこと」はわかっていません。

結果全然間違ってても良いですので無理なくちょっと勉強していただくだけで、結果は全然違います。

早く売れ過ぎた時の営業マンの気持ち

早く売れたら、「安く売り出し過ぎたかも」って後悔される方もいますが、

ってテンションで話を進めてきていますが、不動産営業マンも人間です。実はちょっと間違ったかもと思うこともしばしばあります。

正直安くし過ぎたなって気持ちが半分

正直に言って不動産営業マンも「未来のことはわからない」という立場ではお客さんと同じ立場です。多少お客様より不動産売却に関する知識や経験があるだけで同じ人間です。

ですの基本的には早期決着・早くに不動産売却が決まった時の気持ちは「あれ？安過ぎた？」が半分あります。心理状態はお客さんと同じ割合です。

どんなに相場について調べ上げても、どんなに売却戦略を細かく立てて売れるように動く努力をしても後悔が０になることは今までないです。「もうちょい高めでいったらどうなったんやろ」って早期売却が成功した時には頭を悩ませているのが現実です。

早期決着が1番合理的なので、作戦通りが半分

ですが、不動産売却において早期売却成功が最も合理的な方法でもありますので、初登場の勢いでお客様の不動産売却を成功に導けたという点では「作戦大成功」ということもできます。

売却価格と売却期間は相反するとは言いましたが、最も高く売れる確率が高いのは、最も多くのお客さんに見てもらえる販売初期になります。そんな販売初期に売れたということは、もしかしたら売主さんの利益を最大化できたということかもしれないということでもあります。

まとめ：不動産売却で安くし過ぎた時の後悔

• 早期に売却が成功すると「安くし過ぎた」と後悔しがち
• 早期売却が最も合理的。作戦成功とも言える
• 後悔しないためにはきちんと検討を深めておく必要がある
• とはいえ後悔は０にならない。プロの不動産営業マンですら毎回ちょっと後悔する

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